2015年6月7日（日） CASTトーナメント第3戦 SHIMANO CUP
6月6日（土）にプラクティスに入りました。雨の影響で川筋は代掻き水で壊滅状態であろうという予測で、エリアは中・下流域に絞って回りました。中流域は前回のPBT戦での太田川の水が下ってきた印象で、水質も若干濁りが入っているようでした。生命感もあまりなく、キャストしてもギルのバイトすら取れない状態でした。
曝気装置のある下流域まで下ってくると濁りも薄らいで、魚探にも4～5mラインにベイトの影が帯状に映ります。民家前の岬にはベイトの反応はありませんでしたが、上流側の岬からワンド入口にかけての4～5ｍラインにはボトム付近にギルと思われる反応がずっと帯状に映し出されます。ここのワンドの形状は段々になっていて、冠水ブッシュのあるシャローから2ｍぐらいまで落ちてフラット、そして5ｍまで落ちてフラット、そして9ｍという風にワンドの中心に向けて落ちていきます。そして、岬の先端には4～5ｍのフラット状の張り出しがあり、ワンドの5ｍフラットとつながります。（あくまでも魚探で見る限りのイメージです）
水温は22～23℃（先週は24～25℃まで上がったそうなので少し落ちたのでしょうか？）ギルがベイトになっていると想定して、バウヘッド（フットボール3/8oz）にツインテールグラブ+フラスカート（ジュンバグ） をつけて4～5ｍのライン（フラットのエッジ）を意識してズル引き（水中ではフワフワのイメージで、ボトムをしっかり感じるというよりはボトムの岩や石の頂点にコツコツ当たる程度）して、岩にスタックしたところをシャクって外し、ボトムに着地したところで「クッ」というバイトがありスウィープして合わせてボート際まで寄せると約1700ぐらいのバス！完全にアフターから回復しているコンディションです。（バレましたけど）この魚が12時過ぎ、私の小野湖バイトタイムスケジュールからは約1時間遅刻ですね。
風は常に北東から吹いており、南西の風に変わった時が時合になるのか？明日は南西の風が吹いて狙いのエリアが風表になってくれることを期待します。厚東も太田も見ることはできなかったので、明日はこのエリアで心中です。
大会当日は、43人の参加者でボートは40艇近く浮いていたと思います。大会開始で一気に下流に向かいます。藤高代表のスピード自慢のボートも猛スピードで下って行きます。本湖のどんつきまで来ると他にボートは見えず、藤高代表のボートが曝気を大きく迂回して小方ワンドに向かっているのが見えます。
予定通りエリアを確保して、魚探を見ますと水温は昨日と変わらず22℃ですが、ワンド内の4～5ｍラインにベイトの影が映りません。どうやらギルは岬のフラットから付け根にかけて移動したようです。風は相変わらず北東方向なので、水が動いているのは岬のフラット側なのでしょう。
ボトムの感じはゴツゴツしており、いつバイトがあってもおかしくないのですが、なかなかバイトがありません。風が強くなったタイミングで岬フラットからエッジまでをズル引き（フワフワイメージ）ブレイクに向けてフォールの途中でゴッというバイトがあり、スウィープして合わせ、さらに追い合わせをして、やっと1匹目（推定1300ｇ、デジタル秤を買いましたが計量している余裕がありません）この時点で8時、なるほど岬のフラットのギルを狙っているのかと推測して、フラットのエッジを中心にボート・ポジションを変えながらジグを通していきます。
そして、エッジの上をゆっくりとジグを泳がせていると、岩や石にあたるゴツゴツとはちがう感触のコッコッというバイトがあり、これは！と思い、一気に合わせてフッキングすると前のバスより明らかにトルクが違います。上がってきたのは推定1600ｇ、この時点で9時。
このペースでいけばリミットメイクも可能、このパターンはいいサイズが食ってくる、リミットメイクしたら7000はいけるんじゃないか？昨日食った12：00まではまだ時間もある。あと3本いけるでしょ！などとトラたぬ（獲らぬ狸の皮算用）をすると、やっぱり外しちゃいますね。そのあとはギル・バイトのみ。
以上2本でゲームオーバーでしたが、なんとか5位入賞することができました。私としては初めてギルをベイトして意識して釣果につながったので、引き出しが一つ増えた（既に老朽化で開かない引き出しも多数存在してますが…）試合となりました。
参加された方々、スタッフの皆様お疲れ様でした。そして楽しい時間をありがとうございます。
ロッド：ジャクソントリックスター68ＭＨ
リール：DAIWA 103XHL-TW
ライン：SEAGUAR フロロマイスター14lb
ジグ：ZAPPU バウヘッド3/8oz
ワーム：ゲーリーヤマモト ツインテールグラブ4+フラスカート（ジュンバグ）
