PBT TOP7 ClassicⅦ プラクティス編 河口レポート

4/9(土) PBT Classic practice
孤森島周囲(水温15℃台→16℃台)
先週の雨の影響で濁りが入っているが、この影響があるのか?
CAST第1戦の結果を踏まえて、孤森島周囲の季節の進行具合を確認。
水温的にはシャローに上がってきていてもおかしくはないが、バスの姿は確認できず。濁りの影響を踏まえて、ストラクチャーをタイトに攻めてみたり、シャローカバーを攻めてみたりしたが反応がない。

4/10(日) PBT Classic practice
孤森島周囲(水温16℃台→17℃台)
濁りは昨日よりも薄くなったように感じる。水温も若干上がってきて
いる。
午前中は反応なし。
太田川上流の状況を確認。製材所前から水質が大幅に良くなったが、水温は低下(16℃台→15℃台)水面でのベイトの生命感もない。
再び孤森島周囲(17℃台)、午前中よりも水面でのライズが多く確認できる。浚渫跡のエッジ付近で1000クラスがフォール(インチワッキー1/16oz+マグナムスワンプ)でバイトしてくるがオスのようだ。
本日は5バイト4フィッシュ全て1000前後

4/16.17は爆風により行きたい場所にも行けず、practiceとしては成立せず。

考察
1500g以上のバスのポジション(レンジ)は現在どこなのか?
①小野湖は冬季中、著しい減水をしていた
②2~3m付近でオスがバイトしてくる
③水温は上昇傾向で17℃~18℃
④4/7~10が新月による大潮であった
以上の条件で考えられるのは、
1.既にスポーニングは終了?
冬季の減水によりスポーニングエリアは一段下になっており、濁りによ
ってスポーニング・ベットは確認できないが、1500g以上のバスは更に
一段下にいる。
2.スポーニングはこれから?
急激な水温上昇に伴いスポーニング・エリアに上がろうとしていたオス
の活性が上がり1000g前後のバスがバイトしてくる。1500g以上のメス
はまだ一段下が主なポジションである。
シャローで2000g近いバスも釣れているが、フィーディングによるもの
と考える。

以上を踏まえて4/23(土)最終practiceに臨みました。これまで見ていなかった、下流域(曝気装置付近)の状況を確認して、明日のエリアを決めようと考え、 三連ワンド付近まで来たときに車の施錠が気になり、一旦スロープまで引き返した時点で韓国製バッテリーが残量10%になり予備バッテリーに切替、この状態で下流域を確認することは不安があるので、予定を変更して孤森島周囲の状況を確認して、明日のエリアにするか判断することにしました。
大田川筋のシャローエリアもチェックしながら上がっていきます。冠水した木の幹から根が伸びており、その根に鮒や鯉が産卵しにきているようで、幹に体を擦り付けるようなしぐさを繰り返しています。これではバスも近寄れませんね。
孤森島周囲の水温は10:30頃にはすでに17℃を超えています。先行者がいましたので、まずは沖のフラットのロードベットやハンプを中心にバイブレーション→キャロライナリグという感じで探ってみますが、濁りのせいか無反応です。
先行者のボートとは島を挟んで反対にボートポジションをとって、冠水した木の根元にジグヘッドワッキーを投入して、数秒待っていると「コン」というバイトがあってラインが走りだしたので、春バス特有のバイトだ!ようやくたどり着いた!とスウィープでフッキングを決めたら、ドラグが鳴きはじめてラインがどんどん出されていきます。20mぐらい離れたところで黒い尾びれがパタパタしてますけど…鯉のスレ掛かりでした。

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どうやら、木の幹の周囲には鯉や鮒が犇めき合っているようです。これではバスは近づけないので、幹から1mぐらい離れた場所にジグヘッドワッキーを投入してステイしていると、今回も「コン」というバイトとともにラインが走りはじめ、スウィープでフッキングを決めると、ドラグは鳴きませんがバス特有のグイグイグイという引き(ちなみに鯉は「ぐいーーーーーッ」って粘りのある引きをしますね)が伝わってきます。無事キャッチしてみると黒々した1200gぐらいのバスでした。

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1500g以上であれば本番のエリアに考えるところですが、先々週までの状況から考えると島周囲に上がってくるスポーニングを意識したバスはどうやら1200クラスが最大のようで、第1陣といわれるデカイバスたちのスポーニングは既に終了しているのではないか?という考えが頭の中の大半を占めていきます。
あと気になっているのは、水温17℃ラインです。一般的にはバスは水温が12~13℃を越えてくると産卵を意識した行動を始めると言われていますが、小野湖では禁止期間内にその水温は超えてしまいますので確認できませんが、今年は水温17℃がキモになっているような気がします。ただし、スポーニングエリアと言われている場所で、私はネストを確認できていませんので、実際にはまだスポーニングは始まっていないのかもしれません。
明日の本番では中流から下流域までをエリアとして考え、スポーニングが遅く始まる下流からスタートして中流までを季節の進行状況と水温17℃を確認しながら、スポーニングを意識したバスを追っていこうと思います。


Updated: 2016年4月29日 — 6:08 AM

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