今回も冬の菅野を満喫してきました。今年の冬はあまり良い釣りができていなくて、毎回1匹という貧果でした。ま、内容がよければそれでも満足なのですが。
今回は複数キャッチという結果で、とても満足です。それにプロセスも満足いくものだったしね。
今回の同行は小方。奴の目的はカメラらしい。カメラ自体は普通のデジカメなんだが、アングルや光など技術の方でちょっとやってみたいことがあるそうだ。ということで、私は釣りに専念して、とにかく魚を釣る事にした。なんて、簡単に言うほど魚は釣れないのです。
メインの釣りは、やはりジャークベイト。HB560L、HB680Lを中心にHB760Lまで使っていきます。ルアーとしてはレイダウンMID、MP110,KUWASE78、104など時期のルアーを総導入。
濁りはそんなに入っていない。水温は8.5℃。風はやや冷たく、風下の水温上昇はあまり期待できそうにない。ということで、午後のプライムタイムをあまり期待せずにディープも含めて釣り込んでいくことにする。S字のところの岬まわりで時間を掛けてみるが、反応は無い。そこで対岸の土のバンクでKUWASEドラッギング。6mのバンクがあまり無く、少々やりづらい。しかも、ベイトは少ない。
そのまま岬を越えたところで、待望のビッグバイト!ルアーはジャカブレード。久しぶりのジャカフィッシュです。BASS SMOOTHがギュンギュン言っています。「これは良いサイズだよ~。」
と、言ってたら”ググン・・プリッ!”と水中でフックを一つ外されたのが分かった。「まずい!!」ゆっくり上がってきて、頭を半分出したところで・・・・フックオフ。余裕で50Upでした。2010年の記念すべき初50UPだったのですが・・・・。悲しいです!!
ジャカを使っていたのですが、食ってきたのは4~3mと思っていたより浅かった。なので、ここからジャークベイトを中心に釣り進む。沈橋のあるクリークをしっかりと釣り込むが、反応がない。今年はなんだかいつもと違う・・・ならば、と、毎年良さそうなんだが、反応の薄い所に移動。クリークの上流である。ここはまだ4mほど水深があるのだが、20mも上がれば水深は2mを切る。このスポットはワカサギの遡上と絡めば大爆発するのではないかと思っているのだが、毎年水深が会わなくてその爆発に出会えない。しかし、今年の水位ならあるんじゃないの?と思って、ここもしっかり釣り込む。
アイトサイドのゴロタ石の際に投げたKUWASEを2ジャーク。するとHB-680Lのティップがしなやかに引き込まれた。とっても気持ち良い瞬間だ。これはHB-680Lを使ったことの無い人には分からないかもね。ガツン!と来るのではなくて、グラスのようにスッと素直に入っていく。
どうです?水しぶき写真。さらにもう一枚。
ちょっと痩せていたけど、おなかはワカサギが7匹入っている(根拠無し)と判断した。
予想通り釣れたことに嬉しさを隠せなかったのだが、思っていたよりバスがエサを取れていない。ということは、ワカサギの遡上はまだなんだろうか。この場所ではジャカブレードでバイトがあった。バスなのか、ウグイ、ニゴイなのか分からないが、魚の反応があるというのは貴重なことだ。
今日は昼前からの釣行だったので、もう時間も少ない。最後のエリアとして選んだのはS字のアウトサイド。先日レイダウンディープでグッドサイズを釣ったところだ。今日の風も同じような状態だったので、水温の上昇を期待した。しかし、太陽光の少なさからか、8.8℃とほんの少ししか上がっていなかった。そこで、じっくりと時間を掛けてみることにした。
ゆ~~~~くりしたポンプリトリーブで食ってきたのはウグイ・・・・。トリプルフックがすべて掛かっています・・・・。
アウトサイドのロックエリアが土に変わるところで、さらにスローダウン。ルアーはオーバルヘッド1/2oz。トレーラーにはエスケープツインのハーフ&ハーフを付けた。
ロックを越えたオーバルがやや、カーブフォール気味に落ちていく。その時、もたれていたティップに少し違和感を感じた。軽く聞いてみるが、確かな反応はない。更に聞いてみた。微かにラインがぶれた。すかさず大きなモーションでフッキング!!!ちなみにほぼボート真下の出来事です。つまり、ラインがあまり出ていない状態。こういったバスは、たわみをうまく使えるロッドじゃないとキャッチしにくいです。
フッキングはしっかり一番良いところに掛かってましたよ。「本日3バイト。満足です!」とスロープに向けてボートを走らせた。
「最後にここだけ」ま、釣り人とは往生際の悪いものです(笑)
HB-560Lのキャストについて、小方に説明している時にレイダウンミノーMIDが引っ手繰られた。
これは2フックしっかり掛かっていたので、安心ランディングでした。ロッドにたわみがあると、フッキングも深くなって、バラシが減ります。慌てないランディングが重要です。
〆の魚は1200gの綺麗なバスでした。
本日は4バイト3フィッシュということで、大満足の一日でした。ただ、欲を言えば、すべての魚が違うルアーで釣れている。ルアーが違っても良いのだが、釣り方が違うということに、絞込みの甘さを感じる。もっとストロングパターンでしっかりとはめ込みたいと、夕日に誓う大介でした。
え?小方ですか?彼は目的がカメラて言ったでしょ。彼曰く「ま、新年の馴らし釣行はこんなもんだ。俺の馴らしは一年がかりだからな。」だそうです。彼のエンジンが本稼動するのは何時なんでしょうか?