小野湖釣行 7月6日 D.Tanaka

久しぶりの小野湖釣行。天気予報では午後から強めの雨だという。梅雨前線が南下してきて、九州、山口に大雨を降らしているようだ。そのため、小野湖の水位はかなり減らしてある。この時期の減水はよくあることだが、こと小野湖に関しては問題だ。というのも、ここは水位が36.50を下回るとスロープでトレーラーがほとんど使えなくなる。正直、この程度の減水で使えなくなるスロープって、どういう設計をしたのだろうかと疑いたくもなる。間違いなくバス釣りのトレーラーというものを想定していないのだろうけど。

 

 

今回はそのあたりを踏まえて、小方艇での出船とした。小方艇は11ftと小さいため、ランチングに関しては少々無理が利く。今回もトレーラーのタイヤがハブまで漬かることは無かったが、ちゃんと蹴落としてランチングした。上げる時もバンクすら水には漬かってなかったが、問題なかった。こういうときは本当に頼りになるボートだ。

 

今回は小方は仕事明けということで、昼頃から合流。そして、魚探用バッテリーが無い(小方が持ってくる)ために、それまでは魚探なしでの釣りだ。個人的に魚探とサングラスは無いと集中出来ない人なので気持ちが悪い。

仕方ないので、目に見えるものだけをとにかく打って行く。まずはスロープ対岸のストレッチ。水質は見事なマッディーウォーター(といってもやや白濁りだが)。ということで、スピナーベイトを巻き倒す。ルアーは当然クリスタルSだ。すると早速バイト。しかし、乗らない。ブルーギルなのか、バスが小さいのかと、疑問に思いレイダウンミノー110Fやオメガ53を投げてみる。

110706_0959~01.jpgのサムネール画像

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結果は両方でした(笑)とにかくこれらの活性はすこぶる高く、バズベイトもどんどん沈めてくれる。全く乗らないけど。

太田筋をかなり荒く流していったが、グッドサイズには恵まれることなく、スロープ前に戻ってきてしまった。減水なので、水深のあるところを狙いたいのだが、それも分からない。それならば橋脚かなと、バグアンツを入れてみるとすぐに返事が返ってきた。サイズは30cmほどだが、連続で釣れる。サンシャインワンドから下流への岩盤も打ってみるとバイトはある。でも乗らない。やはり、元気なブルーギルなのだろう。

小方が来るまで30分ほどあるので、オカッパリ気分で地形を読みながらテキサスを適当に投げているといきなりグッドサイズのバイト。「ラッキー!」くらいの軽い気持ちであわせると、ドラグが出て行く。

 

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釣れたのはこのグッドコンディション。小方と合流まで5分ほどだったので、キープして写真を取ってもらいました。なので、釣ったのはスロープ前の岩盤ではありません。ここの周囲には間違いないけど。

持った感じで1800g~2000gくらいかなと、計りをだしていたら、手が滑って逃げました(笑)ただ、口の傷もあまりなく、ヒレもとても回復している魚でした。先日の菅野に比べて、小野湖は餌が豊富なのかヘルシーなバスが多いような気がします。これも小野湖の魅力ですね。

昼を回り小方と合流。早速今回の課題でもある厚東川の上流へ上っていく。チャンネルの寄り具合を魚探で見ながら、クランクやスピナーベイトを投げ込んでいく。厚東川はあまり釣り込んだことがないので、小方にアドバイスを乞うが、「釣りのことは俺に聞くな!」と拒否される。

そうこうやっているうちにボートで上がれる最上流までやってきた。通常なら水深の関係で上がれないというところにくるのだが、今回は流れが強すぎて、これ以上上がれない。そんな限界箇所の岩盤でクリスタルSを綺麗にひったくっていったバスがこれ。

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キロフィッシュだと思いますが、やや筋肉質なバスでした。水温は17℃代と言う事で、身が締まっているのかもしれません。ハンドランディングが冷たかったです。

そして、今度は下っていくのだが、これがまた釣れない。とうとう残り1時間になってしまったので、小方とポジションを交代する。そして、本日実績のある橋脚(厚東川の橋)に入る。ここならロリが食うだろうと。

流れがあるときの橋脚はいろんなゴミが引っかかっているので、テキサスで丁寧に打って行く。すると、ギギ・・・ギギ・・とラインが擦れる感じ。「あ、ラインが掛かっている。」といってロッドのトルクで上げてくると、バスでした(笑)サイズは800ほどだと思うのですが、また私が釣りました。

小方は「お前と同じ動きで、同じつりをしているのに何で俺のに食わないんだ!」とちょっと怒りモード。これはまた当たられると思い、更にロリが釣れそうな水深のある岩盤へ移動。すると・・・。

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とうとう釣れました。

この時に私が考えていたのは「コイツ・・・俺のバックシートで釣ったのは何ヶ月ぶりだろう・・・。」そして、小方が考えていたのは「俺・・・コイツのバックシートで釣ったのは何年ぶりだろう・・・。」でした。

 

肩の荷が下りたので、スロープの順番待ちで対岸の岩盤を釣っていたら、小方がとても真剣な顔でフッキングを決めた。この顔は年に1、2回あるかどうかという顔だ。

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奴の溺愛するRR630MHがしなる。そして、テンションを失う。そして、しなる。

ロッドワークが全くなってません。それを突っ込むと「久しぶりのバスだから釣り方忘れたんだよ!」とのこと。こんな奴でもばれないのがロードランナーのよい所(笑)

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そして、ロリではない、ちゃんとした バス を釣ることが出来ました。ルアーはコンポジットツイン。

小方曰く「これは西湖、琵琶湖との流れからの一匹なんだ。これで俺の遠征は完結した。だから、今回の遠征はノーフィッシュではない。」だと。なんだ、4回連続でデコっていること気にしてるんだ(笑)

 

今日はスピナーベイトで引いたあとに、テキサスで釣れたりと、そんなに魚が浮いていないということか、早すぎる巻きには少々辛い状況でした。

第二戦は水位の問題もありますが、グッドウエイトを持ってこれるようにがんばります!


Updated: 2011年7月8日 — 5:35 AM

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