PB TOURNAMENT 2014 第五戦(弥栄湖) 概要レポート

三年ぶりの勝利の味は蜜の味!?

藤高/木村ペアが混戦のローウエイト戦を制す!!
 
PBTも残すところあと2戦。本来なら最終戦となっていたこの弥栄戦だが、第三戦の菊川戦が延期になったために、実質的にはこの第五戦が第四戦という、ちょっとややこしい形となった。
ともあれ、これで一応四戦の合計という形が出る。これを踏まえて最終戦の戦い方や身の振り方(笑)が決まってくるので、とても重要な一戦というのは言うまでもない。
 
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朝の気温は7℃ととても寒いスタートとなった。ちょっとしたジャケットくらいは欲しいと思うところ。参加者の皆さんも慌てて車から防寒具を出している姿もあった。
まあ、「ちょっと寒いろ~。」と、半袖短パン&クロックスで現れた藤高選手も居ましたが、これは今思うと燃える闘志がそうさせていたのではないかと思える。


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受付、ルール説明から抽選へと、慣れたメンバーだとスムーズに進行していきます。
今回の参加者は9組とやや少な目。しかし、それだけ自分たちのゲームが出来るという事。人数の多さは試合の内容と反比例してしまう。
でも、もうちょっと賑やかにしたいと思うのは運営の本当の気持ち。
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朝は視界もままならないくらいの霧に覆われていた。まさに決戦の時という絵である。
スタートの合図でファーストフライトから順番に、思い思ひのエリアにバウを向けた。
フライト順に書くと・・・
①中崎/住田ペア→小瀬②GUTS/三澤ペア→本湖(笹ヶ谷方面)③山藤/森本ペア→美和④為近/須藤ペア→美和⑤嶺山/坂田ペア→小瀬⑥田中/中熊ペア→美和⑦藤高/木村ペア→本湖⑧長岡/児玉ペア→小瀬⑨河口/山縣ペア→本湖
つまり、中流域にあるレンタルボート(スタート会場)から三方向に三艇づつ綺麗に分かれた形となった。
霧の中では他のボートとの接触事故なども心配されるが、エレキ戦であるということと、基本的におしゃべりで喧しいメンバーが多く、声が霧笛の代わりになると判断し、ディレイスタートは無かった(笑)
霧のせいではないが今回は大会中の写真はあまりない。それはあまりの釣れなさに、そんな余裕がなかったというのが本音だろう。湖上で聞こえてくる声も、今一つ元気が無かったような気がする。
それではウエイインの方を見てみよう。
激タフレイクとなった弥栄湖。絶対に避けたかったノーフィッシュをやらかしてしまったのは、GUTS/三澤ペアと嶺山/坂田ペア。
GUTS/三澤ペアは本湖から笹ヶ谷方面をメインエリアとし、デカい魚を浮かせてみたり、サイトで食う直前までいったりもしたが、何かほんの少しが足りなかったのだろうか。無念のノーフィッシュとなった。一方、”神の子”坂田を引き当てた嶺山選手も、小瀬~美和と大きなエリアで狙ったものの、ノンキー3本と苦しんだ。
ほとんどのペアが魚を釣るということに苦しんだ一戦だった。リミットメイクはわずかに1組。そんな激渋な弥栄戦を制したのは”シャローの申し子”藤高と”浪速の刺客”木村という異色のペアだった。
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プラで壊滅的な結果になった藤高選手は、一か八かのプラでやっていない本湖に博打にでる。一方、弥栄は初めてという木村選手は霧のせいもあって、本当にどこに連れていかれるのか分からなかったと思われる。
手探りでエリア開拓をしながら、ついにベイトの溜まるハニースポットを発見!そのエリアは灯台下。まさに”灯台下暗し”である。
藤高選手は、この状況ならナイスキーパーと言える500gキャッチ。そして、名ガイドっぷりを発揮して遠路はるばるお越しになった木村選手に2kgオーバーの見事な弥栄バスをもたらした。
ネットに入れた瞬間に、ぽろっと外れるドキドキのランディングだったようだ。
リザーバー特有の下に下に引くファイトに木村選手も病みつきになったに違いない。
二匹のウエイトは2540g!二位に500g以上の差をつけて優勝である。
木村選手の2040gは文句なしのBIGFISH賞!
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また弥栄のモンスターバスをキャッチしに来てくださいね!その時は私のペアの時でお願いします(笑)
藤高選手のメインタックル
ROD:AbuGarucia ホーネットスティンガー HSS-6101ML MGS
REEL:Daiwa ルビアス 2506H
LINE:Toray スーパーハード UPGRADE 5lb
RURE:Molix スリゴー5″(グリーンパンプキン)
LIG:ダウンショット 3.5g(くらいかなw)
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木村選手のメインタックル
ROD:Megabass デストロイヤー F1-67XS
REEL:Shimano ツインパワー 2500S Mg
LINE:Toray スーパーハード UPGRADE 5lb
RURE:Jackall フリックシェイク4.8″(ウォーターメロンペッパー)
LIG:ジグヘッドワッキー 0.9g(Jackall)
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3年ぶりの勝利に酔いしれる藤高選手です。
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この優勝で藤高選手は年間暫定9位までジャンプアップ!最終戦次第で神7への切符を獲得できるかもしれません!
木村選手は遠方という事もあって全戦参加は難しいと思うのですが、前回4位、今回優勝と上位を常にキープしている。またの参加をお待ちしています。

Updated: 2015年3月17日 — 9:52 PM
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