PBT2016 第二戦 6月19日 田中レポート

どうも。勝った時だけレポートが早いと言われる田中です。

今回はpracticeはZERO。まったく状況を掴むことは出来ませんでした。しかし、秘密諜報部隊のゆうたんや河口軍曹から、電話にてそれなりの状況を入手はしていました。その内容から分かったことは「美和は小さいけど釣れる」ということ(笑)

まあまあ、当たり前の状況とも言えるんですが、トーナメントというのは他の参加者よりも重たい魚を持ち込めばよいわけで、美和の魚が小さくても、他が釣れないような状況なら、それもプランとして成立するということです。ま、美和に行く言い訳みたいなもんですけど(笑)

 

当日のパートナーは酒生くん。なかなか美味しそうな名前の青年である。スタート前の準備で、いろんな話をしてパートナーの情報収集。ペア戦である以上、コンビネーションはとても大事。自分のプランが崩壊したときなどに、パートナーの釣りに助けられたことは数知れずです。

弥栄の経験はないということで、まずは魚を触って欲しいと思い、苦渋の判断で美和へ(笑)正直な話、今回の王道パターンは、本湖の立木などの縦ストラクチャーにサスペンドするビッグフィッシュだと思っていました。事実、3位のクマちゃんペアがキャッチした2220gは本湖の岩盤。

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しかし、この手の魚を食わす方法を見つけることに少し時間が掛かりそうに思い、まずは美和でベースを揃えてからキッカー獲りに行くプランにしました。

 

フライトは8番。美和へボートを進めたのは4艇ほど。先行していたクマちゃんペアが途中のストレッチでスローダウンしたので、トナカイワンドへは一番に到着。誰もいないので、朝からの大雨で、インレットに差しているビッグフィッシュを狙いに行きます。インレット付近には3名のおかっぱり。釣れている様子はない。もしかしたら先に釣っていたのかもしれないですが、流心付近には魚は居ないと判断。脇のシャローではナマズのみ。ナマズにはとても好かれている私です。

流れが一番当たるブッシュを丁寧に撃つも不発。これは濁りがダイレクトに当たる箇所は、魚が嫌っていると思い、少し下流側の濁りが混ざるあたりのブッシュにクリスタルS3/8ozをキャスト。綺麗にカバーを舐めるようにトレースすると、もんどりうって黒いバスが飛びでてきました。酒生君曰く「バスフィッシングのDVDを見ているようでした!」ボーターの気持ちを持ち上げるのが上手です(笑)

ラインはコブラ20lb(ナイロン)ということもあって、この1400gはぶち抜き!今回のキーはラインの太さにあったと個人的には思っています。

その付近のブッシュで酒生君もキーパーをキャッチし、瞬く間にリミット達成。1400+400+350くらい。ゴージャスなスポットを丁寧に撃つことよりも、拾っていくという作戦で、ボートをどんどん進めていきます。グリッパーにミスバイトがありますが、サイズもイマイチだったので、フォローもあまり入れずに次へ。これでもかと大きなレイダウンでも400gくらい。キーパーは釣れるもののサイズが伸びません。

雨が弱まったのでサイトに変更。大きなシャローフラットを見ているとキロアップを発見。一度、逃げられたものの、再度アタックでキャッチ成功!これが1200g!!良い感じでウエイトUP出来ています。この魚は得意のハッスンSFのネコリグを使ったサイト。この釣りも少しキモはありますが、難しい釣りではないです。

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さらにシャローで2kg越まで発見するも、デカイ個体ほど天才くんです。食いそうな反応はしてくれません。さらにバスを探しに。今後はシャローの大岩の横に居るだろうと予測し、ブラインドでアプローチ。これが正解で600gキャッチ!これでトータル3200gまでウエイトを上げることに成功しました。

シャローの魚が減ったことと、反応が悪くなったことから、そろそろ縦スト系の釣りへシフト。しかし、岩盤ではノーバイト。そして、岩盤横のブッシュ付近では600gまでをキャッチできる。これは美和エリアの縦ストはないと判断し、後ろ髪をひかれる思いで美和を後にしました。

こうなったら本湖でビッグフィッシュだけに絞っていきます・・・・が、これが大誤算!バイトも少ないし、釣れてもノンキーばかり。。。私には一切バイトもありません!メンタル的に苦しくなった頃に、対岸から歓声が。。。奇声とも思える方向を見ると伊藤/坂田ペアが。岩盤前で明らかに大きなバスをぶら下げて叫んでいます。

 

 

「やられた。。。。」本当にそう思いました。その後も、岩盤付近でキャッチする姿をみて、朝からこの釣りをやり切った上でのキャッチなら5000g越えもあるだろうと、この時点で勝ちはなくなったと思いました。しかし、こちらも3kgは越えているので、あと600gをキロくらいに入れ替えることで3位を確定できると思いました。

残り30分を切ったので、まずは会場が見えるあたりまで移動。時間との兼ね合いで、小瀬上流に向かって左岸の岩盤をチョイス。その岩盤の最後の切れ目にキロくらいのバスがスっと入るのを見ました。「これを取れば3位に入れる!!!」と思い、手にしていたフラチャットをキャスト。最高の位置に入り、フォールでバスが出てきた!「食え!!!」心の叫びが聞こえたのか、何故か見切られました。「最悪。。。。」と、ふと水面を見ると、今度は50UPが浮いてきました。「こいつだ!!」と、今度はハッスンSFをキャストするも、上の小さな枝に引っ掛かり提灯釣り状態。ゆっくりとルアーを見たものの、そのまま枝奥のオーバーハングへ消えていきました。「なんで食わない。。。」

しかし、諦めの悪い私は、そのオーバーハング奥へハッスンSFをスキップ!すると、オーバーハングの奥でギラリと翻す魚体が見えました。

 

「よし!!!!」

 

ラインは5lbなので、ラインブレイクは心配していませんが、フッキングの状態が問題。慎重にファイトしながら、酒生君に声を掛け「お願い!!!」とハンドランディングしてもらいました。「はぁ・・・緊張しました。。」と酒生君。いえ、こちらも緊張してますから(笑)

残り時間15分での出来事でした。痩せてはいたものの50UP。ウエイトは1600弱で4kg越は確実。これは勝負が出来るかも!?と淡い期待でウエイインしました。

1600、1700、1900、2000越とビッグフィッシュがウエイインされるも、他の2本が伸びてない。そして、4100gをウエイインして優勝ということになりました。

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結果としては美和でベースを作るという作戦が功を奏した形になったと思います。

 

プラ無しで挑んだ第二戦でしたが、最高の形で年間争いに加われることになりました。今期は参加者も多く、熾烈な戦いばかりです。

最高のタックルをサポートしていただけるマルキュー、DUEL各社に感謝です。ありがとうございました。
今後も応援よろしくお願いします。

 

<メインタックル>

ROD:NORIES structure620MLS-Ft
REEL:SHIMANO コンプレックスCI4
LINE:DUEL T-7 5lb
LURE:ECOGEAR ハッスンSF
RIG:ネコリグ(2.2g)

 

ROD:NORIES HB640ML
REEL:SHIMANO メタニウム
LINE:DUEL コブラ 20lb
LURE:NORIES クリスタルS 3/8oz

 


Updated: 2016年6月22日 — 9:38 AM

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